はだの大日堂保存会

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蓑毛大日堂の二王像修復にともなう搬出について 《 木造二王立像(秦野市指定重要文化財)の修復が始まります 》

2023/05/02

 皆様もご存じの事とは思いますが、大日堂の二王像は12世紀(平安時代末期)に制作され、仁王門の中にあるとはいえ長い年月の間に傷みが激しく、早急な修復が必要となっていましたが、このほど、二王像の修復計画がまとまり、実際の修復作業が開始される事となりました。
 ついては、 5月22日(月)・23日(火)の2日間の予定で仁王門からの搬出を行い、世田谷区豪徳寺の明珍先生((株)明古堂)のもとへ向かい、約4年間をかけて修復していただく 事となりました。これも、ひとえに皆々様の暖かいご理解とご支援の賜物と感謝申し上げます。
 搬出の二日間は、一般の方々にも見学して頂く事が出来ます。像高約270cmの二王像の搬出作業は、なかなか見る機会も無いかと思いますので、是非この機会に大日堂にお越し下さい。
 長い間、大日堂を御守頂きました二王様に感謝を込めて、ご一緒にお見送りして頂けたら幸いです。